「暗幕のゲルニカ」原田マハ

原田マハ作品、お気に入りです。

今回は「暗幕のゲルニカ」。497ページを読み終えて、パブロ・ピカソの「ゲルニカ」を見たくて見たくて仕方ないです。

ピカソの最高傑作「ゲルニカ」は、誰か一人のものではなく、私たちのものであること。強烈に戦争と平和の意義を問う作品であること。世界を変える力を秘めた一枚として紹介されていたから。

また、小説の中で、ピカソが武官に対して、「この絵の作者はーーーあんたたちだ」と放った言葉も印象的だった。ピカソという人が、鋭い観察眼を持ち、繊細な人であることもよくわかった。そして何より、ピカソの作品を愛する人たちが、第二次世界大戦や諸々の危機的な状況を乗り越え、作品を大切に守り続けてきたからこそ、今もピカソ作品を鑑賞することができるのだなぁと。

最後に、「暗幕の」って、そういうことだったのかぁと、良く分かりました。是非、読んでみて下さい。