「暗幕のゲルニカ」原田マハ

原田マハ作品、お気に入りです。

今回は「暗幕のゲルニカ」。497ページを読み終えて、パブロ・ピカソの「ゲルニカ」を見たくて見たくて仕方ないです。

ピカソの最高傑作「ゲルニカ」は、誰か一人のものではなく、私たちのものであること。強烈に戦争と平和の意義を問う作品であること。世界を変える力を秘めた一枚として紹介されていたから。

また、小説の中で、ピカソが武官に対して、「この絵の作者はーーーあんたたちだ」と放った言葉も印象的だった。ピカソという人が、鋭い観察眼を持ち、繊細な人であることもよくわかった。そして何より、ピカソの作品を愛する人たちが、第二次世界大戦や諸々の危機的な状況を乗り越え、作品を大切に守り続けてきたからこそ、今もピカソ作品を鑑賞することができるのだなぁと。

最後に、「暗幕の」って、そういうことだったのかぁと、良く分かりました。是非、読んでみて下さい。

「リーチ先生」原田マハ

原田マハ作品、良いです。

今回は「リーチ先生」。600ページ近くある作品でしたが、リーチ先生と亀ちゃんの生き様に心を引きつけられました。

(P.121抜粋)描きたい、創りたいという思いは募れど、なかなかかたちにすることができない。どうすれば突破できるのだろう。

この思いを持ち続けて、目の前のことに真摯にむきあっていった結果、亀ちゃんは、師となるリーチ先生、仲間、そして陶芸と出会うことができた。さらには、亀ちゃんの目指した陶芸が、リーチ先生や家族、仲間を通して、息子へと繋がって行ったのかなぁと感じました。

蛇足ですが、最後まで読み終えて前半部を読み返すと、後半への伏線に気づき、また違った場面に見えてきました。何度読んでも良いかも知れません。

この作品を通して知った大分県の小鹿田(おんた)焼を是非とも手に取ってみたい、亀ちゃんと同じ時代を生きた柳宗悦(やなぎむねよし)や富本憲吉といった実在した登場人物にも興味をもちました。

原田マハ作品、次は何を読もうか、迷ってます。

「樹木図鑑」

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最近、大きな木が好きなことに気づきまして「樹木図鑑」(成美堂出版)を購入。

早速、クスノキのページを開いて、幼木、成木、老木の樹皮の違いを知りました。お気に入りのクスノキがありまして、調べてみました。

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360度、自由に枝を伸ばせる良い環境で良かった、と思いながら毎回眺めています。
この樹皮の感じは老木ですね。

そして、最近は公園の樹木を良く観察しています。

気になっていたハンテンボクもそのうちの一本。木の名前がパネルで示されていたのでハンテンボクと認識しましたが、調べてみるとユリノキの別名がハンテンボクなんですね。

まっすぐに伸びている立派な木なんです。葉に特徴があって、半纏(はんてん)の形を半纏にみたてているとのこと。すっと、葉の形が頭に入りました。

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こちらの木はまだ老木ではないです。「樹木図鑑」は、木の全体の写真、樹皮に関する写真、葉の表裏の写真、花の写真と、木の全体像がつかめる写真情報が良いなと思って購入しました。

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最後に、枯れ葉ですが、なるほどハンテンボクの別名がある理由、納得しました!

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発酵

久しぶりに楽しそうなサイトを見つけました。

発酵と言えば、小泉武夫。その人の小泉武夫食マガジンです。

宮本輝「にぎややかな天地(上)(下)」を読んだ時、発酵がとても気になり出しました。そして、糠漬けをやりたくなる本なんです。

その後、「発酵」の文字が目に入ると、凄く気になってしまうように。御徒町にある羊香味坊 (ヤンシャンアジボウ)だったり、飲食店探しの時にも発酵に関係するお店を探したり・・・。

実践はまだまだですが、ワタナベマキ「発酵野菜があればおいしいごはん」も買ってしまいました。発酵白菜が一番興味ありです。

Omar Sy(オマール・シー)

映画「あしたは最高のはじまり」をprimevideoで観ました。
彼のような父親は稀だろうが、とても羨ましい。

ところで、Omar Sy(オマール・シー)は格好良いです。
ジーンズに白いシャツが似合う。

映画のシーンでは、良い父親になる前のチャラチャラしたシーンでの姿でしたが、
ジーンズに白いシャツであそこまで格好良いのは脱帽です。コメディアンである彼の笑顔も魅力的です。

白シャツを格好良く着こなす、修行はまだまだ続きます、はい。

言葉(羽生善治)

私は以前、才能とは一瞬のきらめきだと思っていました。
けれどもいまは、十年とか二十年とか三十年とか、
同じ姿勢で同じ情熱を傾けられることが才能なんだと思ってます。 羽生善治

三流は人の話を聞かない。
二流は人の話を聞く。
一流は人の話を聞いて実行する。
超一流は人の話を聞いて工夫する。 羽生善治

「でーれーガールズ」原田マハ

「デトロイト美術館の奇跡」で原田マハデビューをした。とても魅力的な作品だったので、次の作品を探しに図書館へ。

人気作品を検索するもどれもかなりの待ち人数で、ハードカバーで図書館内に置いてあった「でーれーガールズ」を借りてきました。でーれーって岡山弁なのも知らず、読み進めていくうちに岡山が舞台と知り、自分と岡山が縁のあるようにも感じた。

(P.18)でーれーお嬢さんぶっとるが
(P.18)でーれーとっつきにくいんじゃ
(P.21)遅いでぇ、センセ!最後のご到着じゃが!

岡山弁が心地よく、いくつか収集してしまいました。
そして、『でーれー』はフランス語のtrès(英語のvery)みたいな言葉で、しばらく流行ってしまいました。

主人公のあゆと武美は、高校時代の1年間を一緒に過ごしただけの2人なのに、ここまでの友だちでいられることがでーれーなぁと思いました。こころの振れ幅が大きい時期に、同じものを見て、一緒に過ごすことは、こころの深さにも繋がるのかなぁと感じさせられました。

読了後、本屋へ行き「永遠をさがしに」(原田マハ)、「風のマジム」(原田マハ)、「独立記念日」(原田マハ)をジャケ買いしてしまいました。