「リーチ先生」原田マハ

原田マハ作品、良いです。

今回は「リーチ先生」。600ページ近くある作品でしたが、リーチ先生と亀ちゃんの生き様に心を引きつけられました。

(P.121抜粋)描きたい、創りたいという思いは募れど、なかなかかたちにすることができない。どうすれば突破できるのだろう。

この思いを持ち続けて、目の前のことに真摯にむきあっていった結果、亀ちゃんは、師となるリーチ先生、仲間、そして陶芸と出会うことができた。さらには、亀ちゃんの目指した陶芸が、リーチ先生や家族、仲間を通して、息子へと繋がって行ったのかなぁと感じました。

蛇足ですが、最後まで読み終えて前半部を読み返すと、後半への伏線に気づき、また違った場面に見えてきました。何度読んでも良いかも知れません。

この作品を通して知った大分県の小鹿田(おんた)焼を是非とも手に取ってみたい、亀ちゃんと同じ時代を生きた柳宗悦(やなぎむねよし)や富本憲吉といった実在した登場人物にも興味をもちました。

原田マハ作品、次は何を読もうか、迷ってます。