「神去なあなあ日常」三浦しをん(徳間文庫)

三浦しをん作品に初挑戦。

「神去なあなあ日常」という、高校卒業とともに林業の世界に飛び込んだ、勇気という青年が主人公の物語。

三重県の神去(かむさり)村の林業生活を通して、自然や林業のことを、勇気の視線で同時体験できているような感覚で読み進められる、楽しい作品でした。

感想、3点ほど。

一つ目、「なあなあ」を使い初めてしまいます。
神去村の人たちの良く使う言葉で、なあなあな感覚、非常に良いです。この本を読んだ人と、「なあなあで良いですね」といった具合に、是非とも使ってみたいです。

二つ目、勇気の居候先のミスター林業、ヨキが良いです。
林業はヨキの天職、そう感じさせられるエピソードもたくさん詰まっていて、羨ましくなってくる本でもありました。

最後に、勇気が一緒に働く人たち、村の人たちを良く観察しているんですが、勇気の内心がまた面白いです。
シンプルな当たり前の感覚が、勇気の言葉にされると腑に落ちるというか、絶妙です。
ヒルに刺された先輩が、痛くて仕方ないはずなのに、ご飯を“おかわり”って言うとき位にしかテンションを上げない・・・など、自分もそんな感覚表現が出来たら面白いなと感じます。

(追伸)

「神去なあなあ日常」が、映画化が決定しているそうです。

「ウォーターボーイズ」の矢口史靖監督の最新作となるようで、2014年夏が楽しみです。
PRサイトもありました。

ヨキ役には、伊藤英明。映画には映画の楽しさが期待できそうです。

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